7.2km×19lap+4.2㎞ =141km
2025年4月20日(日)
9:45~
【出場選手】
佐藤宇志
湯浅博貴
比嘉祐貴
松本一成
佐藤光
*玉城翔太は体調不良によりDNS
レポート 三瀧光誠監督
西日本ロードクラシックと銘打たれた本大会はJプロツアー内でのレースレイティングがGOLDに設定されており、ランキングに反映される獲得ポイントも高配当となっており、チームランキング上位進出に向けては重要なレースとなります。
チームは優勝はもちろんのこと、各メンバーが上位に入る事もオーダー、レース前半は佐藤光、比嘉が対応、佐藤宇志、湯浅、松本で後半勝負を仕掛けていく作戦でレースに臨みます。
レースが開始されるとレースプラン通り佐藤光が先頭付近で積極的に動き、その結果20名の集団から発生した7名の逃げに入る事に成功。
これにより集団に残っているチームメイトは余計な動きをすることがなくなり、体力の温存に専念出来る展開に。
宇都宮ブリッツェンやヴィクトワール広島、シマノなど有力チームのみで形成された7名の先頭集団は順調にペースを上げ、メイン集団に50秒ほどのタイム差をつけ展開となります。しかし逃げに送り込んでいないマトリックスなどがメイン集団をけん引、7周目あたりとなったところで先頭集団をキャッチ、またアタック合戦となりました。
その中で沢田選手(宇都宮ブリッツェン)とエリオット選手(ヴィクトワール広島)の2名がアタック!
結果としてはこの2名の逃げが勝ち逃げとなってしまいます。
前日のミーティングで「有力チームの逃げが出来、自チームが乗っていなければ30秒差で何とか抑えたい」というチームオーダーに先程まで逃げ続けていた佐藤光がほぼ1人で先頭を引き続けるが疲れや他のチームが同調しない姿や残りの距離も半分ほどあることから牽引を辞めさせる決断をします。
他チームも積極的な牽引をするチームがなく徐々にタイム差が開き最大2分弱まで広がってしまい、残り周回を減らしていきます。
残り3周ほどを残してキナンレーシングチームが追走を開始、一気にタイム差が詰められるがキャッチするまでの人数がおらずラスト1周(ゴールまで7㎞)で20秒差まで詰めるもののわずかに届かず。
TCSは最後まで3人を残す展開でより上位を目指す走りをしたがラスト1kmの登りでの金子選手(群馬グリフィン)のアタックで集団が崩壊。ラストは4位集団でのスプリントでゴールする形となり、チーム最上位は佐藤宇志の12位、続いて湯浅が13位、松本一成が15位という結果となりました。
優勝 エリオット選手(ヴィクトワール広島)
2位 沢田選手(ヴィクトワール広島)
3位 金子選手(群馬グリフィン)
チームとしては、序盤から先頭集団に加わり優位に進められていた形でしたが最終局面で2名を追走する展開になってしまったことでゴール勝負で一桁に載せることができず悔しい結果となりました。
しかし3名が20位以内に入り(これは3チームのみ)、チーム力は上がっている事を実感しています。
今週末は舞台を群馬サイクルスポーツセンターに移しJproツアー第4戦の東日本ロードクラシック。
TCSは今年初の全員参戦、しっかりとポイントの積み上げ、そして表彰台を目指しチーム一丸となって勝負していきます。
引き続き熱い応援宜しくお願い致します。
photo Satoru kato










